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建築の求人で見かける施工管理と技能工とは

建築に携わる職種はいくつかありますが、近年、求人で特に多く見られるのが建築では施工管理、内装や建築設備では管理・技能工といった職務内容です。
技能工に携わる方は職人と呼ばれ、建築施工の現場では基本的に作業に徹しており、職人の中でも指示を出す職長が一人頭に立っている場合が多いです。
施工管理は名前の通り、施工中の建築物を管理する仕事です。
耳馴染みのある言葉で言うと現場監督で、高層ビルや商業施設等、規模の大きい現場では複数人で管理業務にあたることがほとんどです。
また、施工管理業務に従事する中で、現場のトップに位置する方は、所長や現場代理人等とよばれたりしています。
建築現場だけではなく、建築設備工事や土木工事というような工事関係の現場には、必ず管理業務に従事する方がおり、基本的に組立や設置などの作業は行いません。


施工管理は管理に従事する業務ですが、一方で直接作業に携わる方々は技能工または職人と呼ばれています。
建築に従事する方たちは基本的にその分野のスペシャリストなので、依頼を受けた内容以外の作業をやることは基本的にありません。
例えば、電気工事に従事する職人の方が空調設備の作業も請け負うことはありません。
同じように、鉄筋工事を請け負う職人が塗装の工事の依頼を受けることはまずありません。
このように分野ごとのスペシャリストとなるので、枠を飛び越えた仕事をすることはないのです。
専門としている作業の中に、他の分野の作業と被る内容があるとやることもありますが、そのような場合は珍しい例です。
勿論、技術力のある技能工は色んな現場で作業の依頼がくるので、まさに手に職を現実にしたような形で仕事をしています。


施工管理も技能工にも同じことが言えますが、近年、人材不足という状態が続いております。
そういった状況もあり未経験でも建築業界にチャレンジ出来るチャンスが増えています。
建築に関する資格も様々なものがあるのですが、未経験であれば普通自動車免許を持っていれば応募可能な所が企業が増えています。
土地にもよりますが、建築現場は駅から遠く離れていたり、技能工になると資材や工具を運ばなければならないので、そうのようなことから普通自動車免許が最低限必要な場合があります。
施工管理の場合は逆に都内や首都圏近県のように鉄道が発達している土地になると、駅から現場が近くなることが多いので、基本的には電車を使うため、免許が必要ない場合もあります。
専門性が高いので、異業種からの転職が難しいと考えている方も多かったのではないかと思いますが、次の世代を育てなければならないこともあり、門が開かれている業界の一つです。
ゆくゆくは業界をリードしていく人材になりたいとお考えの方、建築業界に興味があったが新卒では機会に恵まれなかった方はチャンスですので、この機会にチャレンジすることを考えてみてはいかがでしょうか。

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